アメリカ軍が日本人女性を強制的に慰安婦に

アメリカは、日本に2度、核兵器で攻撃し、広島と長崎の都市の一般市民を大量虐殺することで日本人を恐怖させ、日本との戦争に勝利しました。

アメリカ軍は、日本を占領し、日本で性処理のための女性を要求しました。
占領軍であるアメリカ軍は占領政策において、アメリカ軍男性のための※慰安婦を必要としました。

慰安婦とは主に、親に売られたり、借金があったり、生活に困ったりした女性がお金や品物と引き換えに性行為を仕事としている女性の方です。売春婦と違い、死を覚悟する軍人さんを慰める奉仕の気持ちで取り組む女性もたくさんおられました。

敗戦した日本は、この要求を拒否できませんでした。

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『木更津基地――人肉の市』元朝日新聞 木更津支局長 明石清三 著(洋々社)


1945年9月12日
「慰安制度が必要だ」と訴えるアメリカ軍将校3人が、木更津市長室に武装して押し掛けた。

そしてその武装将校たちは「女を提供してもらいたい。すぐ血液検査をする。30人以上だ」などと迫った。

  ーこのままだったら何をされるか分からんということで、戦時中に海軍の飛行機搭乗員を得意客としていた「海軍慰安所」の女性たちが引き受けることになった。

話が決まると、警察署長は「この町の治安維持のため※唐人お吉と同じ働きをされるのです。お願いします」と、挨拶した。

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※唐人お吉(とうじんおきち):幕末、日米条約締結のため伊豆下田に来航したハリスの愛妾(愛人というより性サービスと身の回りの家事サービスを日本のためにハリスに提供した)として仕えた。